鹿児島県寺号公称第1号の歩みを共有。志布志市・金剛寺で「さつま開教150年記念・開基住職百回忌法要」が厳修

1927(昭和2)年に往生された開基住職・暉峻普瑞氏の百回忌という大きな節目にあたり、7月2日(水)、同寺院にて「さつま開教150年記念法要」および「開基住職百回忌法要」が併せて勤修されました。

法要当日は平日であったにもかかわらず、親戚寺院や組内寺院をはじめ、90名を超えるご門徒の方々が参拝に訪れました。堂内では、同寺の報恩講でもお馴染みの「三奉請」「正信念仏偈六首引」が皆で唱和され、厳かなお勤めが行われました。

法話のご講師は、鹿児島組光林寺の林 光信氏(さつま開教150年記念法要実行委員会 研修研究部長)です。林氏は配布資料を交えながら、薩摩における念仏禁制から開教に至るまでの歴史的背景について丁寧に解説。さらに結びとして同寺の開基住職・暉峻普瑞氏の事績にも触れられ、参拝者は熱心に耳を傾けていました。

同寺院は、鹿児島県において「寺号公称(正式に◯◯寺と名乗ることを認められること)第1号」に認定された由緒あるお寺ですが、現在ではその事実を知らないご門徒も少なくなかったといいます。

今回の法要では、開基住職が教えを広めるために地元・志布志のみならず奄美大島にまで足を運んでいたことや、農業の振興、石橋や神社の建立など地域社会にも多大な貢献をしていた事実が紹介されました。

節目のご法要は、お寺の歴史や先人の多岐にわたるご苦労を、集まったご門徒とともに改めて共有し、先達の歩みに思いを馳せる大変有意義なご縁となったようです。

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